【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選5ブロック野月ー木村

今回は、2022年(令和4年)8月4日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選5ブロック、野月浩貴 八段ー木村一基 九段戦をハイライトでお送りします。
第16回朝日杯将棋オープン戦<一次予選> (shogi.or.jp)
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます。

主催:朝日新聞社、日本将棋連盟

先手:野月浩貴 八段
後手:木村一基 九段

序盤戦

戦型は先手が相掛かり棒銀を採用。
野月八段の得意戦法ですね。

上図も経験のある形のようで、▲2二角成~▲7七桂と指していた前例もありました。
本局ではじっと▲2七銀と引きました。

中盤戦

後手が飛車切りから大きく局面を動かしたところ。

上図から▲7四歩としましたが、△6七角成が厳しく形勢を損ねました。
代えて▲5六角と角をあわせれば互角の勝負が続いていました。

終盤戦

▲7三飛と攻防に飛車を打ちましたが、△7五歩が巧手。

銀取りがなくなっては勝負できないとみて▲7九歩としましたが、△7八角成~△8九飛成が厳しく木村九段が押し切りました。

将棋盤

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