今回は29手目▲5七角の変化をみていきます。
①▲6八金寄 さらに気にせず囲う
②▲5七角 あたりを避ける
③▲5七銀 右銀の活用
▲5七角は▲2四歩をみているだけでなく、▲6六歩から6四の金を圧迫する狙いを秘めています。
対して後手は2つの受けが考えられます。
①△2二飛 自然な受け
②△5二金 力強い受け
まずは①△2二飛の変化をみていきます。
上図で先手は狙い通り▲6六歩とします。
次に▲6五歩とされると金が取られてしまいますので、後手は△5五歩としてきます。
ここで更に分岐。
①▲2六飛
②▲6五歩
それぞれ別分岐で掘り下げていきます。