ミレニアム対四間飛車△7二玉・6四金型10

今回は27手目▲5七角の変化をみていきます。

①▲7九金 やはり気にせず囲う
②▲5七角 △6四金を牽制

後手は△2二飛ですと攻め味が薄くなってしまいますので、△5二金上が考えられます。

対して先手は▲6六歩が有力です。

上図では2つの指し手が考えられます。

①△5五歩
②△4五歩

今回は①△5五歩の変化をみていきます。

△5五歩以下
▲5五同歩△4五歩▲6七金△4四銀
▲5九銀△3五銀▲5八銀△4六歩
▲4八飛


△3五銀で5五銀は、▲2四歩と仕掛けて先手十分。
前手▲5九銀の効果で飛車交換に強い形となっています。

▲4八飛以下
△5五角▲6五桂△5四金▲5三歩
△5一金▲4六歩△同銀▲同角
△同角▲5二銀(結果図)


▲6五桂が金当たりになっているのが後手の泣き所。

先手は5筋でポイントをあげているため、▲4六同角と角と銀を刺し違えても戦えます。

結果図は先手優勢。

後手は5一の金取りを受ける適当な手がありません。

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