今回は、令和5年12月9に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
初戦はK初段との4子局。
黒38、40の連続手抜きが衝撃的。
これはうまくいったなと思ったのですが、中盤の戦いを仕損じて負けにしてしまいました。
2戦目はH3級との7子局。
黒10ではAと打つのが定型。
ここは好機と白11とツケましたが、その後の打ち方がよく分かっていませんでした。
白13は無理筋だと思いますが、黒18はアキ三角の明らかな悪手で飲み込むことに成功。
その後もうまく打つことができ、勝つことができました。
3戦目はО沼五段との対局。
私の黒番となりました。
白20は黒21~23が絶好なので意外な一手。
ただ、黒25では26と逆からアテを打つべきでしたね。
白28ではAと打たれていたら危なかったです。
本譜は調子よく打つことができ、勝つことができました。
4戦目はI丸五段との対局。
私の白番となりました。
白20は明らかな失策。
代えて22が筋のようです。
弱い石が2つ出来てしまいはっきりと劣勢ですが、なんとか立て直して逆転勝ちすることができました。
5戦目はD堂五段との対局。
私の白番になりました。
左上、左下と同じ定石で進行。
少し珍しい碁になったなと感じました。
白32ではすぐ44と打ち込みも有力だったようです。
本譜は右下AI台頭以前によく打たれた定石です。
黒43は手堅い一手。
白もすぐ54とキズを消せばよかったですが、よりいい手順を求めて44と打ち込みましたがやりすぎでしたね。
黒57では58と打たれたら簡単に取られていましたね。
完全にうっかりしていました。
相手は打った後に気づいたようで、助かりました。
白60と進めばいい勝負。
以下難しい戦いとなりましたが、途中で大技が入り勝つことができました。
本大会は4勝1敗に終わりました。
入賞は逃してしまいましたので、次はいいよりいい成績を残せるようがんばります。