今回は36手目△6二金の変化をみていきます。
①△5五歩
②△6二金
先手には3つの選択肢が考えられます。
①▲3七桂
②▲5九銀
③▲7九銀
ここでは①▲3七桂の変化をみていきます。
後手は△6三金寄と陣形と引き締めておきたいところ。
先手は手が難しいですが、ここでは▲1六歩をみていきます。
△1四歩と受けるのは▲2六飛の格好がよさそう。
上図では△5五歩と仕掛けたいところです。
△5五歩以下、
▲5五同歩△同銀▲2四歩△同歩
▲同角△2二飛▲2五歩△2七歩
▲同飛△2四飛
後手は飛車を切って攻めをつなげていきます。
△2四飛以下
▲2四同歩△4九角▲2八飛△2七歩
▲1八飛△7五歩(結果図)
結果図は互角ながら攻めている後手の調子がよさそうです。