今回は、令和６年１月21日に参加した盛岡市長杯第51回職場対抗戦４回戦の振り返りをしていきます。
黒番：Ｈ越 五段
白番：つなよし
第１図
Ｈ越五段とは今年早くも２回目の対局。
その時は激戦の末辛くも勝利しました。
白６までは前回と同じ進行。
黒７ではツケ二段に打ってきていましたが、今回は星に構えてきました。
白８では参考図白１と左下カカリとの比較でしたが、上辺の構えが三々との組み合わせで特殊なためちょっかいをかけたくなりました。
第２図
黒19には白20が覚えておきたい反撃筋。
白22では24と打つのが優りました。
黒25では参考図黒１と反撃される余地があったためです。
第３図
白32以下は常に断点を気にしなければならず、代えて参考図白１とするのが冷静でした。
本譜は左下でがんばって生きるのが精いっぱいで、失敗したなと感じていました。
第４図
黒49では参考図黒１と素朴にツギで応じられていたら白は左上に手を戻さなければならず苦しかったです。
本譜は白50が俗手の好手で、黒を分断して流れが白にきたと感じていました。
第５図
白60では素朴にノビで脱出するところだったかもしれません。
黒61では参考図黒１からしぼられるのが嫌なところで、それから中央に手をもどされていたらまだ大変だったかもしれません。
以下も山あり谷ありの碁が続きましたが、悩ましい戦いが続いて最後は相手の時間が切れて勝ちとなりました。
しかし、チームは１－２となってしまい、惜しくも敗退。
個人としては本大会４戦全勝でしたので、そこそこ満足しています。
またがんばります。
