今回は、令和6年1月27日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の3局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:K崎 五段
第1図
対局中は今年初対局と思っていましたが、すでに今月当たっていました。
令和6年新年碁会に参加してきましたー4局目振り返りK崎五段戦
誰といつ当たったかはこの通り酷いものですが、黒21までは以前も打ったことがあるというのは覚えていました。
その時は白22に代えて参考図白1~3と二段バネに打ってきており、黒4までを次は打とうと思っていました。
第2図
黒23では参考図黒1を急ぐべきでした。
白2のマガリには黒3が冷静です。
本譜白は黒の相手をしてくれましたが、手抜きで下辺に入られていたら酷く荒らされていたかもしれません。
第3図
黒31と落ち着きましたが、ここでは参考図黒1の手段がありました。
黒5サガリがこれぞ手筋といった手で、黒7まで進めば大成功でした。
実戦も悪くない進行で、手筋もハマって評価値は勝率90%超え。
これは勝てると思っていましたが、終盤で飲み込んでいた白2子からの無理な動き出しをとがめきれず逆転負け。
1局目では盤外での敗北でしたが、本局は盤上での負けの中で今年も最もショックな一局でした。
3戦終えた時点で入賞の目がなくなったのはしばらく記憶がなく、相当落ち込みました。