今回は、令和6年2月10日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の1局目を振り返ります。
黒番:Y田 初段
白番:つなよし
(4子局)
四隅すべてで同じ進行を採用。
これは置碁で愛用している布石です。
白17が狙いの手で、カタツキと相性がいいとされています。
白はツケ二段をやりたいわけですが、黒がすべて変化をしてきて定型にはなりませんでした。
これは部分的に白が得している進行ばかりですので、悪い気はしませんでした。
黒40で42なら、そこで白手抜きがあるようです。
知らなければノータイムで抜きかねなかったです。
白43は次にキリが厳しいのではと主張したわけですが、堂々と手を抜かれていたら全然手になっていなかったですね。
白45と囲いたいがためのフクラミだったのですが、単に右辺に先着したほうがよかったですか。
本譜はまだまだ大変でしたが、お相手が終盤で死活を間違えて大石を取ることができて勝つことができました。