上図は△２二歩と変化したところ。
▲２二歩の歩打ちを消した手です。
上図以下
▲３四飛 △３三桂 ▲２四飛 △４五桂
▲同 歩 △同 銀
横歩を取ってから▲２四飛と戻ることができるのが△２二歩のデメリット。
後手は△４五桂から更に変化していき対抗します。
上図以下
▲７八金 △６五桂 ▲２五飛 △３四銀
▲２九飛 △７七桂成▲同 桂 △７四歩
▲７八金は△６五桂に備えて本手。
▲２五飛として△３四銀と引かせてから▲２九飛と下がるのが調子というもの。
銀桂交換してから△７四歩として、桂頭攻めを狙います。
上図以下
▲６六角 △３三歩▲２四桂 △４二金左
▲１二桂成 △同 香▲２二飛成 △４六角
▲２八歩 △８六歩▲同 歩 △５四桂
▲３三角成 △同 金▲同 龍 △４五銀（結果図）
▲２四桂に代えて▲４七銀とするのは、
△７五歩▲同 角 △３七角 ▲３八金
△５五角成 ▲６六角 △４五馬▲３七桂
△５四馬 ▲４六桂 △７六馬 ▲３四桂
△２三歩
が一例。
本譜はたがいに強気の攻めの応酬が続き、結果図はいい勝負となります。
