テーマ図
①、②、③では白6で7をみてきました。
本譜は黒7は白の三を消して攻防。
白8の三に対して黒9と止めるのが肝要で、逆から止めてしまうと白の猛攻が止まらなくなってしまいます。
白10と割り込んできたのが今回のテーマ図となります。
第1図
黒11の三には白12と受けるよりないところ。
黒13と力をためるのが好手で、白14で13の下に打つのは参考図黒23が24と25~27の四三を見合いとしています。
第2図
黒15と更に力をためるのがいい手で、参考図のように白は無視してしまうと黒は分かりやすい攻めが刺さります。
白は16と四と止めるくらいでしょう。
第3図
白20の三に対しては、黒21~23と24の四三をみて切り返します。
白24と防がれても、別の詰手順が生じています。
詰手順
黒27まで黒四三勝ち