今回は、令和６年５月12日に紫波グリーンホテルにて行われた第78回アマ名人戦岩手県大会・予選リーグ１戦目の自戦記をお送りします。
先手：Ｓ氏
後手：つなよし
初手から以下
▲２六歩 △８四歩▲２五歩 △８五歩
▲７八金 △３二金▲２四歩 △同 歩
▲同 飛 △２三歩▲２八飛 △６二銀
▲３八銀 △３四歩▲２七銀
お相手のＳ氏とは初対局。
戦型は相掛かりになりました。
上図以下
△４四角▲３六銀 △３三桂▲４六歩
△５四歩▲５八玉 △４二銀▲９六歩
△５三角▲４七銀 △４四歩▲３六歩
△４三銀▲７六歩 △７四歩▲１六歩
△４四角～△３三桂がショーダンオリジナルから得た受けの形。
以下はたがいに組み合う展開となりました。
上図以下
△７三銀▲５六銀 △８四銀▲６五銀
△７五歩▲同 歩 △７二飛▲７四銀
△８二飛▲９七角 △８六歩▲６三銀成
△７三銀は積極的に仕掛けにいった手。
△７二飛では△７五同銀とすべきところ。
本譜は▲７四銀でしびれてしまいました。
上図以下
△７五角▲８六角 △同 角 ▲同 歩
△７五銀▲８八銀 △４一玉 ▲２四歩
△同 歩▲２三歩 △８六飛
上図では△４二角と引いて次に△６二歩と打つのが優るようです。
本譜は飛車を世に出して受け一方にならないように指しました。
上図以下
▲９七角 △４六飛▲４七歩 △３六飛
▲７五角 △７六飛▲７七銀 △７五飛
▲２四飛 △３五角▲２八飛 △２七歩
▲３八飛
▲９七角が強気の一手。
△３六飛では△４五飛とすべきでしたか。
△７六飛が用意の一手でしたが、▲４二銀とスパークをかけられていたら敗勢だったようです。
本譜は▲７七銀と受けてくれたため、ことなきをえました。
上図以下
△４五桂▲３五飛 △同 歩 ▲２二歩成
△同 金▲２三歩 △３二金 ▲３三歩
上図では△５二金や△５二銀と丁寧に受けるべきでした。
本譜は▲３三歩が想像以上にうるさかったです。
上図以下
△４二金▲６四角 △６五飛▲２二歩成
△６四飛▲同成銀 △２八飛▲６九玉
△５七桂不成▲７九玉 △８五角 ▲３二歩成
△同 銀▲３一飛 △５二玉▲３二と
△６九角▲４二と △６二玉▲５三銀
△７一玉▲６一飛成 △８二玉 ▲７二金
まで99手で先手の勝ち
△４二金が敗着。
代えて単に△２八飛と打てばまだ後手戦えていたようです。
本譜は▲６四角が厳しく、以下は一手一手になってしまい負けにしてしまいました。
