今回は、令和6年5月18日に岩手囲碁センターで行われたエクナ杯囲碁大会の1局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:H 五段
第1図
H五段とは今年4回目の対局。
ここ3局はこちらが勝たせていただいています。
【振り返り】ノーマーク杯(令和6年1月度)に参加してきましたー4局目H越五段戦
【振り返り】盛岡市長杯第51回職場対抗戦ー決勝トーナメント1回戦H越五段戦
【振り返り】エクナ杯(令和6年2月上旬度)に参加してきましたー3局目H越五段戦振り返り
黒23までは経験のある進行。
黒25では単に27と打つのが優っており、以前振り返っていたのに忘れてしまっておりました。
第2図
白30は形の急所ですが、すぐに打ってくるとは思っていませんでした。
黒33では参考図のように突っ張るべきでしたか。
本譜は半分生きている石から動いてしまっており、感触が悪かったです。
第3図
白52に対しては参考図黒1と左辺にまわりたかったのですが、右下を手抜くのに自信を持てませんでした。
本譜は白54~56と黒が手を入れたところに打ちこまれて意表を突かれました。
第4図
黒57、59と利かしてから黒61が手順と思っていましたが、単に61が優りました。
本譜は下辺にこだわりすぎてしまいました。
第5図
黒67は白に逆に打たれた時に味が悪いと踏んだ手ですが、参考図黒1キリと反発しながら凌ぐべきでした。
本譜は白68と打ちたかった左辺に先着されてしまいました。
以降は中盤から盛り返して地合いで少しよくなったのですが、終盤に死活を錯覚して負けにしてしまいました。