今回は、令和6年5月18日に岩手囲碁センターで行われたエクナ杯囲碁大会の4局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:S 八段格
(3子局)
第1図
S八段格とは今年3回目の対局。
通算だと相当負かされているのですが、前局でようやく白星をあげることができました。
【振り返り】エクナ杯(令和6年2月上旬度)に参加してきましたー4局目S八段戦振り返り
【振り返り】エクナ杯(令和6年3月上旬度)に参加してきましたー5局目S八段格戦振り返り
黒14が以前から打ちたかった現代定石。
白15では、参考図を想定していましたが、虫がよすぎました。
第2図
黒16以降は経験のない形なので、一手一手慎重に打ちました。
黒22では、参考図のように進めるのが優ったようです。
第3図
黒24は遅ればせながら形についた手。
黒26では参考図のように進めて、Aをみるのが好便でした。
AIで検討してやっと気づくあたり、まだまだ感覚が悪いですね。
第4図
黒30は気合いの一手。
しかし、お相手と感想戦に混じった高段者ともに示すのは参考図のように小さく生きる手法。
こういった手で打てるという大局観を身につけるのが碁打ちのセンスを磨くことにつながるんですかねぇ…
第5図
白31がお相手が狙っていた一着。
感想戦ではこの手でシビれたということになりましたが、AIにかけたところそんなことはなかったようです。
第6図
黒38では参考図のように厳しく迫るのが有力でした。
黒3マガリがどれくらいのものかわからず、ゆっくりとした手順を選んでしまいました。
以降もペースをつかめず、中押し負けとなりました。
本大会は2勝2敗で終了。
のびしろしかない…