今回は、令和6年5月25日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の1局目の振り返りをしていきます。
黒番:T 初段
白番:つなよし
(4子局)
第1図
T初段とは久しぶりの対局。
今年に入ってからは初めての手合わせとなります。
黒10では11が定石。
白11は気合いの一手です。
黒12でキリには、参考図のように反発する筋が生じます。
第2図
白15、17、19は置碁で白を持った時によく打つ手法。
黒28は見慣れない応手。
白29では参考図のように断点を防ぐのが優りました。
第3図
白41では参考図白1と棒ツギが優りました。
本譜は黒のぬるい手が続いたため白45が間に合いペースはつかめたかなと感じました。
最終的には白50目勝ちと大差で勝つことができました。