今回は、令和６年６月１日に岩手囲碁センターで行われたエクナ杯囲碁大会の４局目の振り返りをしていきます。
黒番：つなよし
白番：Ｙ 七段格
（２子局）
第１図
Ｙ七段格とは今年２度目の対局。
前局も負かされていますし、昨年以前も勝ったことのない相手です。
【振り返り】エクナ杯(令和６年１月上旬度)に参加してきましたー４局目Ｙ七段戦振り返り
白11までは以前も打たれた記憶があったのですが、黒12では13の一手でしたね。
前に検討した時に本譜のほうがよかったような気がしたのですが、気のせいだったようです。
第２図
黒18では20、黒20では一路下に打つのが少し優るところで、比較に一手一手時間を使ってしまいました。
白31に対して黒32などと手抜くのがマイブーム。
白33に対して黒34と動き出すのが用意の構想でしたが、白37は考えていませんでした。
第３図
黒40では42と打つべきところで、本譜はことなきをえましたが白43でＡと切り返される筋が生じていました。
黒48では50が優りましたが、白も渡らずに白49としたため、黒50とまわることができました。
黒56は気合いの一手だったのに、黒58と急に弱気になったのが酷かったですね。
右下白はコウ残りですが、少なくとも黒80ではＢやＣと取り切ってしまうのが優りましたね。
この後は優勢な時間が長かったのですが、終盤で見損じがあり負けとなりました。
本大会は２勝２敗で終了。
置碁でもなかなか格上に勝てないのが辛いところです。
のびしろしかない。
