【振り返り】ノーマーク杯(令和6年6月度)に参加してきましたー1局目Y(央)初段戦

今回は、令和6年6月8日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の1局目を振り返ります。

黒番:Y 初段
白番:つなよし
(4子局)

第1図

Y初段とは初対局。

白15までは定石の進行でしたが、黒16は緩手。
代えて参考図黒1カタツギと打ちたいところで、それなら白は2オシで応じる相場だったと思います。

第2図

黒26~28は低段者が好む二段バネ対策といった印象。

黒32では34が優り、白がががんばろうとすると参考図のように思わぬ反撃にあいます。

白39ではこれまでAと打っていましたが、本局は積極的に動いていきました。
黒40はアキ三角の悪形。
代えて左下手を抜かれてもたいした手がないので困っていたと思います。

第3図

黒42に対しては白Aも考えたのですが、下辺に手を入れても実りが少ないかなと思い断念しました。

白43ではBも定型で、これも機会があれば打ってみたいと思います。

白49とモタれたのは味のいい手と思っちゃいましたが、代えてCの両ノゾキを掘り下げるべきでしたね。
本譜は常に黒Dを気にしなければならず、好機を逸しました。

上辺白は隙があるため、白68はEと打ちにくくなっているためよくなかったです。
しかし、実戦はとがめられることがなく、白地が大きくまとまって大勝することができました。

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