今回は、令和6年7月7日に岩手囲碁センターで行われた例会4局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:N 六段格
(定先)
第1図
N六段格とは久しぶりの対局。
今年初対局となります。
黒1、3小目ではいつもは星に構えるところですが、やりたいことがあり採用しました。
それが白18に対しての黒19一間トビで、白20には黒21ハネ出しが用意の一着でした。
白30は時期尚早。
黒31は悪くはありませんが、参考黒1カケのほうがしっくりきますね。
第2図
白32に黒33としましたが、参考黒1と下辺に打つのも有力でした。
参考白2と膨らむ手が気になりましたが、黒3~5が形でした。
第3図
白34に対して黒35のノゾキを利かしてから黒37としましたが、単に37が優りました。
白は参考2が急所となりますが、黒3~5があるのがノゾキを入れないメリットとなります。
第4図
白46の手抜きに対して黒47~49は悪くない感覚だったようですが、黒51から動いていったのはやりすぎでした。
代えて参考図のように上から覆いかぶせるのが有力でした。
以降も激戦が続きましたが、一手の緩みをとがめられてしまい最後は時間切れ負けとなりました。