今回は、令和6年8月11日に岩手囲碁センターで行われた例会5局目の振り返りをしていきます。
黒番:F 四段
白番:つなよし
(定先)
第1図
F四段とは今年、というよりこの日2度目の対局。
組み合わせの妙によってこういうことも起こりえます。
白6ツケに対して黒7とハネれば、白26までは定石通り。
黒27カカリには白28と簡明に打ちましたが、考えが甘かったかもしれません。
黒33に白34としましたが、上辺を重視するのであれば参考図のように進めるべきでしたが。
白38、40は利かされた格好で、不満な序盤戦にしてしまいました。
第2図
白42は相当にぬるい。
ここはせめて単に58とすべきでした。
白46~48は置碁でよく用いている手法。
黒49と受けさせてからツケ二段を決行することにより、黒53が堅い手というよりは小さいところに手がいっているというのが白の主張となります。
それでも白は大変な碁形でしたが、中終盤で技が入り、10目勝ちをおさめることができました。
本大会は4勝1敗で3位に。
またがんばります。