今回は、令和７年１月５日に行われた第13回菅原鉄工所杯新春将棋大会２局目の自戦記をお送りします。
先手：つなよし
後手：Ｎ 三段
上図以下
▲５八金 △３二金▲３六歩 △４二銀
▲４六歩 △４一玉▲４七金 △７五歩
▲２五歩 △３三角▲６六歩 △５二金
▲６七銀 △７四銀▲４五歩 △８四飛
▲７九角
上図の△７三銀をみて早々に▲６六歩から雁木を目指したほうがよかったようです。
本譜も一局ではありますが、▲４六歩、▲４七金、▲４五歩の手により多少立ち遅れは否めません。
上図以下
△４四歩▲同 歩 △同 角 ▲４六銀
△８五銀▲４五銀 △４三銀▲４六角
△８二歩▲４四銀 △同 銀
上図では△８五銀と指されていたら難解な戦いだったと思います。
本譜は角銀交換に成功し、優勢を意識しました。
△８二歩と打ってくれているので、後手の棒銀がさばけないのも大きいです。
上図以下
▲２四歩 △同 歩▲２三歩 △３三銀
▲３七桂 △４四歩▲７二角 △９二銀
▲６一角成 △２三金
具体的なよさを求めて、▲２四歩～▲２三歩と垂らしたのは悪くない判断だったと思います。
形を崩して▲７二角～▲６一角成と後手玉に迫っていきます。
上図以下
▲３五歩 △同 歩▲同 角 △３四歩
▲４六角 △６四歩▲２五歩 △同 歩
▲同 桂 △２四歩▲３三桂不成△同 桂
▲４三銀
まで69手で先手の勝ち
▲３五歩と一歩を補充して▲２五歩の合わせ歩が絶好。
以下、▲４三銀が厳しく、押し切ることができました。
将棋盤
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