今回は、令和７年１月５日に行われた第13回菅原鉄工所杯新春将棋大会４局目の自戦記をお送りします。
先手：Ｔ 四段
後手：つなよし
上図以下
△６四歩▲４六銀 △４四歩▲７九角
△４三銀▲３六歩 △６五歩▲３五歩
△６四銀▲３四歩 △同 銀▲３五銀
△同 銀▲同 角
上図では△７三桂と両取りをみせて先手に態度を聞くのが有力でした。
本譜は効率よく銀交換され、後手不利になってしまいました。
上図以下
△８六歩▲同 歩 △８五歩▲同 歩
△７三桂▲８四歩 △同 飛▲８八歩
△８六歩～△８五歩と攻めに活路を求めます。
▲８四歩では▲３四銀と攻め合いを目指されていたら全然ダメだったと思います。
上図以下
△８五飛▲２四歩 △同 歩 ▲２三歩
△３三角▲３四歩 △５一角 ▲４四角
△８五飛は角を狙った手でしたが、▲２四歩～▲３四歩が激痛。
▲４四角と飛び出す手も厳しい一着です。
上図以下
△６六歩▲２二歩成 △４三金左▲３一と
△同 玉▲１一角成 △６七歩成▲同金左
△３五飛▲３七銀 △８五飛 ▲６二歩
△６六歩と飛車の転回をみましたが、▲２二歩成が痛すぎて形勢は好転しません。
上図以下
△６五桂▲８七香 △７七桂不成▲同 桂
△２五飛▲２六銀 △３九銀 ▲２七飛
△３六銀▲２五銀 △２七銀不成▲２二飛
△４九飛▲５九金
まで先手勝ち
△６五桂の攻め合い志向も実らず、完敗に終わりました。
将棋盤
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