今回は、令和７年２月24日に行われた第46回レーティング選手権北東北大会の４戦目の自戦記をお送りします。
先手：つなよし
後手：Ｓ氏
上図以下
△３六歩▲同 歩 △４五銀 ▲３八金
△３三桂▲５八金 △１四歩 ▲８六歩
△５二金左 ▲８五歩 △１三角
戦型は後手三間飛車にショーダンシステムで対抗する形に。
△３六歩～△４五銀は意外な手順で、▲３八金と受けておいてなんてことはありません。
上図以下
▲８四歩 △同 歩 ▲同 飛 △８三歩
▲８九飛 △６二金上▲６九玉 △３六銀
▲３七歩 △４五銀 ▲７八玉 △５四銀
▲１六歩 △４五歩 ▲９六歩 △４三銀
▲９五歩 △１二香 ▲７五歩 △５四歩
▲８四歩～▲８九飛と一段飛車に構えるのが定型。
以降は有効な手を積み重ねていきます。
上図以下
▲９四歩 △同 歩 ▲９三歩 △５五歩
▲同 角 △８四飛 ▲同 飛 △同 歩
▲３三角成 △５七角成▲同 金 △５九飛
上図では▲７六銀が優ったかもしれません。
本譜は△５五歩の突き捨て一本で飛車の横利きが通ってしまうため、攻めの継続が難しいところでした。
△８四飛に対しては、飛車交換から▲３三角成と踏み込むのが一種の気合いです。
上図以下
▲４八角 △９九飛成▲７六銀 △９八龍
▲６七玉 △９三桂 ▲６四歩 △４四銀打
▲６三歩成 △同金直 ▲２二馬 △６二香
▲６五歩 △５三金寄▲４一飛 △５一歩
▲４八角では▲６九桂等と受けるところでした。
本譜は△９九飛成と指され、しばらく怖い思いをしなければならなくなりました。
上図以下
▲５八金 △８五桂▲同 桂 △同 歩
▲８四歩 △６六歩▲同 角 △５四桂
▲４四角 △同 銀▲８三銀 △６一玉
▲４四飛成
▲５八金と角のラインを通しましたが、代えて▲１二香と拾う手が優ったようです。
本譜は桂交換から△５四桂が敵ながら見事な手順で、先手は勝つには踏み込むよりなくなりました。
上図以下
△４四同金▲同 馬 △６九飛 ▲６八桂
△８九角 ▲５七玉 △７八角成▲７二銀打
△同 銀 ▲同銀成 △同 玉 ▲８三銀
まで109手で先手の勝ち
上図では△６六角も考えていたようで、それには▲５五龍しか先手有望な順がないというのですから将棋は恐ろしいです。
本譜は△８九角が敗着で、△６五香～△８七龍と迫られていたら先手負けだったと思います。
なんとか本局を勝利して、この大会は１勝３敗で終えました。
反省点が多く残る将棋ばかりでした。
のびしろしかない。
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