今回は、令和７年３月２日に行われたマルヌシ杯第５２回鮫場所将棋大会・三段位獲得戦、予選リーグ２回戦の自戦記をお送りします。
先手：つなよし
後手：Ａ氏
上図以下
▲６六銀 △８三銀▲７六歩 △８四銀
▲７七銀上 △８五銀▲５五歩 △８六歩
▲同 歩 △同 銀▲同 銀 △同 飛
▲８七歩 △８二飛
上図では▲５五歩が有力なところ。
角のラインに入っていますがこれは毒まんじゅう。
取ってくれれば飛車先交換が好便となります。
上図以下
▲７七桂 △４四歩▲７九角 △３二金
▲６五銀 △５二金▲５七角 △４一玉
▲６六角 △６四歩▲同 銀 △７四歩
▲６五銀は微妙な手でした。
代えて▲１六歩や▲２四歩等が有力なところでした。
上図以下
▲６三銀打 △同 金 ▲同銀成 △５六銀
▲５八金 △６五歩 ▲３九角 △４五歩
▲６三銀打は△６三歩の消しで、手がしなりました。
しかし、形勢は意外と難解なようです。
上図以下
▲５四歩 △６六歩 ▲同 歩 △４六歩
▲同 歩 △５七銀打▲同 金 △同銀成
▲同 角
上図では▲２六飛と銀を取りにいくべきでしたか。
しかし、それも△４七銀成～△３八銀で難しいです。
本譜は△５七銀打が暴走。
いきなり先手勝勢になりました。
上図以下
△５六金▲３九角 △６六金▲５三歩成
△７七金▲５二銀 △３一玉▲４一金
△２二玉▲４二と △同 角▲同 金
△同 金▲６六角 △４四歩▲７七角
△５二金▲２四歩 △同 歩▲２三歩
△３二玉▲６四角 △５七銀▲８二角成
△６三金▲２二飛 △３三玉▲４四角
△同 玉▲４五銀
まで91手で先手の勝ち
以下も手堅く寄せることができ、押し切ることができました。
将棋盤
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