今回は、令和7年11月8日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の4局目を振り返ります。
黒番:O 五段
白番:つなよし
第1図

黒19両ガカリに白20は定石ですが、黒21と分断を図ってきたのは意外でした。
代えて参考黒1ハネが考えられますが、それには白8まで打つのが簡明かつ有力だったようです。

第2図

白22キリはこの一手。
白28までオシを決めてから白30と左辺にまわりましたが、代えて参考図のようにどんどん実利を稼いだほうがよかったようです。

第3図

白34二段バネは対局中はこの一手かと思っていましたが、代えて参考図のように内側に打っていくほうがよかったようです。
白48~50が堅すぎでイマイチな進行だなと感じていましたが、中盤でコウ絡みの戦いを制して最後は20目以上の大勝となりました。
本大会は毎月行われていますが、今回4戦全勝で半年ぶりの優勝を飾ることができました。
またがんばります。


