上図は▲４五銀に代えて▲５八金右と変化したところ。
じっくり構える本格的な手となります。
▲５八金右以下
△７二銀▲７七銀△５三銀▲６六銀
△５四銀▲３五歩△同歩
左銀を繰り出していくのが超速の基本的な構想となります。
後手も△５四銀と好形に組みますが、▲３五歩と仕掛けていくのが有力となります。
△３五同歩以下
▲３八飛△６四歩▲３五飛△４四角
▲３六飛△６五歩▲７七銀△５三角
▲３八飛では▲３五銀も有力なところ。
△４四角で単に△６五歩なら▲５五銀左が成立します。
△５三角以下
▲３七桂△４四歩▲８六銀△４三金
▲９五歩△同歩▲９四歩(結果図)
結果図は先手ペース。
△９四同香には▲８五銀が受かりませんし、放置すれば▲９五銀△９二歩とノーリスクで端をへこますことができます。
