黒1の小目に対して白2と一間高ガカリでカカるのが個人的に好んでいる手。
黒3~黒5は「ツケヒキ定石」と呼ばれる定石。
AI(人工頭脳)はこれしか打たないと言われていますね。
白8まで昔から打たれている形で、現代でも有力。
これでひと段落ですが、黒が続けて打つなら黒9のツメかAが考えられます。
白は早い段階で受けると利かされになるので手抜きたいところ。
黒11で13なら白は15に打ちます。黒が15に打つなら白は13。
白はとにかくツケて石がつながるように打ちます。
本譜黒13のハネにも白14と二段バネで連結を図ります。
白16の堅ツギは確実にワタろうという手。
黒は17から一子を捨てて厚みを築きにいきます。
白は下へ下へ打つのを強いられますが、黒の厚みは穴ぼこなので悪い気はしないでしょう。