今回は第1回オセロクエスト登竜門リーグ第１節の振り返りを行います。
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お相手の方は将棋の強豪として知られています。
トライボーディアンでオセロの対局をしたことがあり、その時は負かされているので今回はリベンジマッチとなります。
私の白番で、斜め取りから黒がこうもり定石を採用してきました。
以前は裏こうもりを打たれていたようなので、さっそく予想が外れました。
上図ｃ１と打たれて未知の局面に。
実戦はｃ７と打ちましたが、他にもｃ４やｄ７、ｄ６が有力で、手の広いところでした。
黒がｄ６と打って次にｄ７を狙ったところ。
実戦はｄ８としましたが、「敵の打ちたいところへ打て」ということでｄ７が優りました。
上図は大きな分岐点。
ここではｄ７が最善で、ｇ７を切り札としてみせていれば白が打てる形勢でした。
しかし、実戦はｇ８と打ってしまい、大きく形勢を損ねてしまいました。
白e１と打ったところ。
ここで黒にｇ１と打たれていたら白はｇ２に開き直るしかないため、非勢を意識していました。
本譜はｂ５と打たれたため、形勢逆転にはいたらないながらもまだがんばれると元気がでました。
上図は白が左上をどう打つかゆだねられた局面。
実戦はa４と打ちましたがｂ７のライン通しを誘発させてしまってイマイチでした。
代えてｂ４と打つべきでしたね。
正確に打てば黒勝ちの終盤戦。
上図ではｂ２が正解。
a２と打たれるのが部分的に嫌ですが、ブラックラインが残っているのが大きくてそれなら８石勝ちだったようです。
実戦はa２と打たれ、その後双方最善を尽くしてなんと引き分けに。
初戦から意外な結末となりましたが、苦しい時間が長かった一局だっただけに負けにならなかっただけでも幸運でした。
反省点の多い内容でしたので、この経験を次へ生かせられるよう調整していきます。
