【観戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ準決勝第1戦

オセロ

今回は、第1回オセロクエスト登竜門リーグ準決勝第1戦の観戦記をお送りします。

私は予選リーグで残念ながら敗退してしまいましたので、決勝トーナメントを観戦して今後の棋力向上につなげようと思ったしだいです。

これまでの記事はこちら
第1回オセロクエスト登竜門リーグに参加します
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第1節
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第2節
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第3節
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第4節
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第5節
【自戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ第6節

まずは対局者について簡単に触れておきます。

黒番となったのは8人リーグ1位通過の味噌煮込み選手。
混戦となったリーグ戦を、首位で突破しました。

白番となったのは7人リーグ2位通過のいわひょん選手。
私も予選リーグ第2節で対局し、2石差で敗れました。

いわひょん選手
・リーグ戦を終えての感想
最初は自分が1番弱くて1勝出来れば良いと思っていたのですがこんな結果に自分自身が一番驚いています
一番嬉しかったのは初めてかったときで、一番ドキドキしたのは マスさんが負けそうになった時です(笑)(楽して決勝に行きたかった)

・意気込み
ここまで来たら同じ二段対決なので勝ちたいです!
味噌煮込みさんにメダパニをかけて針落ちして頂ければ幸いですね
「決勝ではボコる」宣言を受けたので最後の最後まで解らないような試合をしたいです

たまプラーザ定石で進行していき上図。

最善は黒f1(-2)でしたが、実戦は黒g4(-4)。
ちょっとした趣向といったところでしょうか。

対して白はg5と打つのが最善で、対局当日に行われていた解説でも真っ先に触れられていました。
実戦は少考の末、白b4と工夫しました。

上図で実戦は黒c6としましたが、ここから黒に苦難の道が始まります。

続く白g5が絶好で、リードを奪いました。
そのため、黒は代えて黒d2と手を消しておきたいところでした。

白が以前リードしているところですが、次の一手は悩ましいところ。
実戦は白h3と打ちましたが、白h5との比較が難しいです。

ここは解説も判断がつかない様子で、高段者でも考えてしまうところのようです。

上図で黒はa6と打ちましたが、白f2が絶好で更に形勢を損ねてしまいました。

「ダブルA打ちは悪い手になることが結構ある」との解説が印象的でした。

上図ではf4の黒石が残っているうちに黒c7とおろすのは考えられました。

本譜は黒d2と中割りしましたが、白g3で黒は次にしっくりくる手がなくなってしまいました。

上図では「f8と打つか悩みました」と対局後にいわひょんさんが述べられていましたが、それだと黒c7で怪しくなってしまいます。

実戦は逆に白c7と打つのが冷静な一手でした。

終盤戦。
解説は黒a5、白b3、黒c1と紛れを求めたいと話されていました。
白からc1と打たれる格好になってしまうと逆転の味がなさそうとのことで、、なるほどなと感じました。

実戦は黒g2と打って大差に。
以下も白が手堅くまとめていわひょんさんの完勝となりました。

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