【観戦記】第1回オセロクエスト登竜門リーグ準決勝第2戦

オセロ

今回は、第1回オセロクエスト登竜門リーグ準決勝第2戦の観戦記をお送りします。

黒番となったとっぴ選手は、8人リーグを2位で通過。
・リーグ戦を終えて
前半戦はとても調子よく勝ってたんですが後半戦は全然いいところを見せられなかったので、決勝トーナメントでは前半戦のような対局ができるように頑張ります。
改めて、企画者であるけーごさん企画運営をしていただきありがとうございました!!


白番となったます選手は、7人リーグを負けなしで首位通過。
・リーグ戦を終えて
15分持ちは時間が余ると思っていましたが、しっかり時間を使って打つことが出来て良かったです。
決勝トーナメントも負け無しで進めるよう頑張ります!

定石は黒がバッファローを採用。

ここで白はd6が有力なのですが、本譜は白d7でこれも最善。
ここからの進行は以前は最善ではなかったとの解説だったのですが、現在ではこれもあるようですね。
定石に歴史ありです。

たがいに最善の進行が続いて上図。
ここで黒d2と打てば最善が続いていたのですが、実戦は黒b6(-8)。

白が有利になりましたが、ここから混戦になっていきます。

ここで白はa6としましたが疑問。
白c7と打つ手が優りました。

本譜だと下側が白から手をだせなくなるのが痛いですね。
しかし、「思ったよりも(白a6)は悪くなかった」とも話されていました。

上図で白h6と打たれたのはさすがだなと感じましたし、解説いい手だとみていました。

しかし、AIが最善と示したのは白h4。
これはなかなか見えにくい手で、解説者も「オセロ難しい」となげいていました。

難解な形勢のまま終盤戦に突入。

実戦は黒e8と打ちましたが、白f8の追撃があり白に形勢が傾きました。
ここでは黒c7と打ち、白h3ときたならそこで黒e8と打てば前述した追撃がなかったです。

白は有利を維持する手はいくつかあるのですが、
白a3、黒a2、白b7
が実力をみせた3手一組の手順。

私が対局相手だったらうなっちゃうような筋のいい組み立てでしたね。

黒はg7とブラックラインを通せばもう一勝負でした。
白h3と応じてしまいますと、黒e1が好手で逆転されてしまいます。
白は代えてc7が最善でそれなら白が残しているのですが、黒は仕掛ける価値はありました。

本譜は黒c1としたため、先は長いですが白の勝ちは動かない形になりました。

タイトルとURLをコピーしました