上図は▲７三角成と変化したところ。
次に馬切りから▲６五飛をみた手となります。
上図以下
△５六銀 ▲６二馬
上図以下
△６七歩 ▲５一馬 △４七銀成▲同金左
△６八歩成▲４一銀 △同 金 ▲同 馬
△同 玉 ▲６一飛 △５一桂 ▲６八飛成
上図から△６二同金▲６八同飛成は先手の注文で、いかにも危ない形になります。
△６七歩がこれぞ手筋という手で、先手はまともに応じると一気に崩壊してしまいます。
本譜は後手の金をはがしてから▲６八飛成と自陣で竜を作り、最善のがんばりとなります。
上図以下
△５八銀打▲４八金打 △３八銀成▲同 金
△４九銀打 ▲４八金打△４七銀成▲同金右
△５八銀打から銀と金を入れ替えていくのは実戦的なテクニック。
▲４七同金右と銀取りを残され、後手は後続の手段があるかどうかですが‥
上図以下
△５八金▲同 龍 △同銀成 ▲同 金
△６九飛▲５九歩 △１五歩 ▲同 歩
△１七歩▲同 香 △８九飛成(結果図)
△５八金から竜をもぎ取りにいくのが好判断。
飛車を打ちおろしてから△１五歩と端攻めに切り替えるのが柔軟な攻めで、結果図は△２五桂から殺到する順があるため後手優勢です。
将棋盤
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