今回は、令和4年10月1日に岩手囲碁センターで行われたエクナ杯囲碁大会の参加振り返りをします。
これまでのエクナ杯の振り返りはこちら
【振り返り】エクナ杯(令和4年8月下旬度)に参加してきました
【振り返り】エクナ杯(令和4年9月上旬度)に参加してきました
初戦はT(立)五段との対局。
私の黒番。
黒25まで実利を得て打ちやすいと感じていましたが、形勢としてはそこまで良くなってはないようですね。
黒26や黒29ではAと右上をシマッたほうが優りましたか。下辺はBやCと利かす味が残っているため、黒から先着する必要はあまりないようです。
黒35ではDと一路上に打つのもありますか。
この辺りの打ち方はまだまだ勉強不足です。
本譜でもいい勝負だと思いますが、結果はコミを出せず4目半負けでした。
2戦目はN坂五段との対局。
先月も対局しており、その時は辛くも勝たせていただきました。
私の白番。
白10、白16では利かしとみて他へ展開するべきだったかもしれません。
白20では21と打つべきでしたね。
逆に黒21と打たれては形よく打つ手がなくて味が悪いです。
結果も大石が取られてしまい中押し負けとなりました。
3戦目はK田五段との対局。
五段以下での大会ではよく当たる相手です。
私の黒番。
白8は趣向で、ずいぶん前に一度打たれたことがありますがどう打つか忘れてしまっていました。
黒13ではA、B、Cとアテと利かしてから13と戻るのが有力で、それなら黒十分な形勢でした。
本譜は白14で我ながらひどい潰れ形。
結果ももちろん?中押し負けでした。
最終戦はF野七段との2子局。
前回当たった時は勝たせていただきました。
白5では前回はAとミニ中国流に構えてきましたが変化してきました。
白13の二間高バサミを本大会2局連続で打たれるとは思いませんでした。
黒28と一子取り込むのは、白31まで受けなければならないため打ち得でしょう。
黒40ではBと打って広く打っていくべきでしたね。
ここから難しい碁にしてしまいましたが、辛くも勝つことができました。
3連敗はほとんど記憶がなく気持ちが落ちていましたが、なんとか最後は勝つことができてホッとしています。
またがんばります。