今回は、令和4年10月16日に岩手囲碁センターにて行われたエクナ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
これまでの記事はこちら
【振り返り】エクナ杯(令和4年8月下旬度)に参加してきました
【振り返り】エクナ杯(令和4年9月上旬度)に参加してきました
【振り返り】エクナ杯(令和4年10月上旬度)に参加してきました
初戦はN坂五段との対局。
私の黒番。
白16では17と押さえる手しか読んでいなかったため意外でした。
黒19ではAと打ってBからの追及を消しておくべきでしたね。
しかし、実戦は白20と穏やかにきたため、黒21と守る手が入れることができて打ちやすくなり勝つことができました。
2戦目はO原五段との対局。
私の白番。
オバラ五段は近年は少数派の三連星使い。
黒7もあまり見かけない手ですね。
黒15は独特な感性で、16とツギで応じてくることしか考えてませんでした。
もしツギだったらAと打つ予定でした。
本譜は手を抜いてきたところなので白16は気合い。
このあと危険な手を打ってしまい混戦にしてしまいましたが、白4目半となんとか勝つことができました。
3戦目はK野七段との2子局。
白7カケは自分では打ったことがあるのですが打たれたのは初めてかもいれません。
黒8は応じましたが、12コスミツケでツケ二段を消すべきだったかもしれません。
白23に対して黒24は気合い。
白25に黒26と厚みで勝負しにいきましたが、こちらも気合いでオサエで戦うべきだったかもしれません。
ここから終盤勝負になりましたが、時間に追われて大石が死んでしまい負けにしました。
4戦目はO川五段との対局。
私の白番。
白22では25とアテ一本利かしてからAやB、C等と転戦するのが優るようです。
実戦は黒27まで黒に弱い石がなくイマイチな布石にしてしまいました。
しかし、終盤のミスに助けられ勝つことができました。
最終戦はN里六段と定先での対局。
ナカサト六段は三々使いなのは知っていたのですが、あまり打たれることがなく対策を立てていませんでした。
本譜は黒21に期待したのですが、白22と分断されて一方的に弱い石を作ってしまいました。
一応終盤勝負にはなったのですが、逆転にはいたりませんでした。
五段勢には全勝したのですが、格上には勝てず3勝2敗に終わりました。
またがんばります。