今回は、2022年(令和４年)７月22日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選16ブロック、澤田真吾 七段ー長沼 洋 八段戦をハイライトでお送りします。
第16回朝日杯将棋オープン戦＜一次予選＞ (shogi.or.jp)
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年１月18日許諾済)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：澤田真吾 七段
後手：長沼 洋 八段
序盤戦
戦型は長沼八段の雁木に対して澤田七段が右四間飛車で対抗しました。
後手は飛車落ちの上手のような布陣で、先手は▲４五歩と積極的に崩しにかかりました。
中盤戦
上図では飛車取りがかかっていますが、▲７一角が鋭い手でした。
飛車が横に逃げると▲８五飛が生じるため△８三飛としましたが、
▲７二銀△８四飛▲４四飛！
と力強く踏み込んでいきました。
終盤戦
後手は入玉を狙って紛れを求めましたが、▲６一馬が次に▲８三銀成と飛車を詰ます筋をみて冷静な応手でした。
着実に大駒を回収した先手の澤田七段が制勝となりました。
将棋盤
0手
