【観戦記】変態vs王道棋戦2 第15戦・第16戦

その他(奇襲・ユニーク戦法)

今回は変態vs王道棋戦2 第16戦の観戦記をお送りします。

第15戦は変態戦法チームのミサカ三段が諸事情により不戦敗。
本局では「パンツを脱ぐ」を指定戦法とするゴリラ公園三段が登場します。

先手:ゴリラ公園 三段(変態戦法チーム六将・指定戦法パンツを脱ぐ)
後手:suimoku  三段(王道戦法チーム七将)

初手から以下

▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3三角
▲7七角 △2二銀 ▲6八玉 △6二銀
▲7八玉 △7四歩 ▲5八金右 △7三銀
▲6七金 △4一玉 ▲8八玉 △1四歩
▲9八香 △5二金 ▲9九玉 △6四銀
▲8八銀 △8五歩 ▲7九金 △5四歩
▲5九角 △7五歩


戦型は先手の居飛車穴熊に対し、後手が矢倉調から早繰り銀の速攻を仕掛けていきました。

上図以下
▲7七桂 △7六歩▲同 金 △7二飛
▲6五歩 △7五銀▲8五金 △6六銀
▲7三歩 △8二飛▲8六歩 △7六歩
▲7八金


▲7七桂がいわゆる「パンツを脱ぐ」。

後手は角のラインを生かして攻め込んでいきます。
▲7三歩で飛車のラインはずらしましたが、△7六歩が厳しく後手優勢。

先手は指定戦法があだとなっているのが皮肉な話です。

上図以下
△7三桂▲7四歩 △7七歩成 ▲7三歩成
△7八と▲同 飛 △7七歩 ▲2八飛
△6七銀成 ▲8二と △8七桂

まで54手で後手の勝ち

△7三桂が味のいい駒の活用。
先手は開き直って▲7四歩としましたが、攻めている場所が違うため後手は攻め合いに打ってでて押し切りました。

将棋盤

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