【9路研究】三々VS星 第1型

※本記事は囲碁9路盤中国ルール・コミ7目をベースとした研究となります。
 日本ルールやコミ6目半等の場合は結論が変わる可能性があることをご了承ください。

基本図

初手三々は積極的な手を求められる黒としては珍しい手。

白は様々な対策が考えられますが、対角線に星に打つのが有力とみます。

第1図

黒3では様々な手が考えられますが、本譜は三々の打ち手なら想定される一手。

白は4オサエから6トビが有力。
白6ではAとノビるのもあります。

黒7ではAとBが想定されるところ。
Cも考えられますが、白は右下大きく囲われて安心できます。

変化A

黒7のワリコミには白10のカケツギがぴったり。
黒11でAには、白はBと捨てて整形します。

白16まで、白は上辺か右下のどちらかを大きく囲えるため白打てます。

変化B

黒7ノビにも白8は好形です。
黒9には白10と外して打つのが有力。

黒11と右下黒の生きを目指してきたなら白12オサエが大きい。
細かい碁ですが、白が余している公算が高いです。

総じて、この碁形は白が打てるとみます。

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