今回は、2022年(令和4年)12月9日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、久保利明九段対豊島将之九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年5月18日許諾済み)。
先手:久保利明九段
後手:豊島将之九段
久保九段は二次予選で古賀悠聖四段、徳田拳士四段に勝ち本戦進出。
豊島九段は本局が初戦となります。
戦型は先手の角交換向かい飛車に。
久保九段は▲7一角から積極的に仕掛けていきました。
上図では▲6七銀と動きを催促してどうだったか。
実戦は▲2四歩と突きましたが、△3二銀打で補強した形が堅く、後手が負けにくい格好に。
以下も手堅く指した豊島九段の勝ちとなりました。
将棋盤
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