今回は、2023年(令和5年)1月14日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、菅井竜也八段対山崎隆之八段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年5月18日許諾済み)。
先手:菅井竜也八段
後手:山崎隆之八段
菅井八段は本局が初戦。
山崎八段は二次予選で矢倉規広七段、出口若武六段に勝ち本戦へ進出しています。
戦型は相振り飛車に。
上図で△5四銀と受ければ普通でしたが、△5四歩とさっそく工夫していきました。
上図から△7六銀成は自然な一手に見えましたが、
▲4四歩△同角▲4五金
の頭突きが厳しく先手がペースをつかみました。
上図から▲7五金が次の一手のような決め手。
取ると▲5六角から王手竜取りがあります。
以降も着実に寄せていった菅井八段の勝利となりました。
将棋盤
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