今回は、令和5年6月24日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
初戦はT橋四段との対局。
白24ではAと逆側の星をシマッたほうがよかったかもしれません。
本譜は白26コスミで受けた形が少し薄い感じがします。
白32は安定を目指した手ですが、33と押すべきでした。
逆に黒33とオシを打たれては変調でした。
実戦はここから細かい碁になりましたが、制勝することができました。
2戦目H越五段との対局。
私の白番になりました。
黒9は見たことはありましたが、打たれたのは初めてですね。
白10ではA、黒11、白Bと打つのも有力でした。
白16では単純にCと押さえるべきでしたか。
相手の注文に乗るような感じで打てませんでした。
実戦は白28まで突き抜けて打っている時は気持ちよかったのですが、実際の形勢は互角。
最後は地合が足らず負けてしまいました。
3戦目はI(宏)五段との対局。
私の黒番になりました。
黒13までは度々打っている布石。
しかし、白14は初めて打たれましたね。
黒37ではAやBと動く手、左上を続けて打つならCと打つのが有力でした。
黒39も中途半端な手で、打っている時もしっくりきませんでした。
実戦はこのあと白の大石を取って大勝することができました。
4戦目はI(博)との対局。
私の白番になりました。
白16ではAと切るべきでしたね。
黒をとがめる手段がありそうだなと思いながらも妥協してしまいました。
白40や42では、Bと打つのがAIの推奨手ですが、こういう渋い手はなかなか打てないですね。
実戦は細かい碁になりましたが。最終盤で相手に見損じがあり中押し勝ちとなりました。
5戦目はF川(愛)二段との3子局。
黒16、18は緩手に思いますが、置き碁なのでこれくらいでも大変ですね。
白45では52とコウでがんばるのがあったようです。
実戦はかなり厳しい戦いを強いられましたが無理手を押し通してなんとか勝つことができました。
本大会は4勝1敗で4位に終わりました。
またがんばります。