今回は、令和5年8月12日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
初戦はO沼五段との対局。
私の黒番になりました。
黒19は形で打ってしまいましたが、29と厳しく迫るほうが優るようです。
黒25では47のブツカリも有力でした。
黒はどこかで54と放り込めば仕留められていた公算が高かったですが、妥協して生きられてしまいまいた。
しかし、このあと相手にうっかりがあり大勝することができました。
2戦目はD五段との対局。
私の白番となりました。
黒15は若手のD君としては独特な感覚。
白22までは部分的な定石と覚えていたのですが、黒23以下の打ち方を知りませんでした。
白24では31とヒラくべきでしたか。
本譜はサカレ形になってしまい、明らかにおかしかったです。
しかし、このあと相手のうっかりにより右下黒一団を討ちとることに成功し、勝つことができました。
3戦目はK崎五段との対局。
私の黒番となりました。
黒27では右下シマリが優るようです。
右下の黒35までの定石は久しぶりに打ちました。
左下の形と連携して悪くない定石選択だったようです。
黒47まで調子よく打つことができ、勢いそのままに完勝することができました。
4戦目はO川五段との対局。
私の白番となりました。
白24では25アテを決めるから打つべき。
この定石はO川五段としか打つことがないため忘れてしまっていました。
白36以下はしばらく55が急所とAIは言い続けていますね。
次からは早めに打ちたいと思います。
黒57~59は見た目以上に厳しい攻めでした。
しかし、白70まで開き直ったのがいい判断だったようで、最終的には右上の黒一団をすべて飲み込んで大差勝ちとなりました。
本大会は4連勝で9か月振りのノーマーク杯優勝。
久しぶりに負けなしで大会を終えたので、素直にうれしかったですね。
これに慢心せず、今後もがんばります。