今回は、2023年(令和5年)7月4日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、中村 修 九段 対 本田 奎 六段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年９月11日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：中村 修 九段
後手：本田 奎 六段
戦型は先手の中村九段が三間飛車を採用。
対して本田六段は△６三金と趣向を凝らしました。
先手のサバキと後手の押さえ込みといった構図の中盤戦。
上図から△６五歩が大事な一手。
単に角交換するのではなく、少しでも駒を押し上げていくのが大きいです。
上図から
△６五金▲同銀△６七歩
が３手一組の好手順でした。
これで攻め駒がすべて生きてきて、先手が寄せに入る前に投了となり本田六段の勝利となりました。
将棋盤
0手
