【ハイライト】第17回朝日杯将棋オープン戦一次予選2ブロック・堀口ー西山戦

今回は、2023年(令和5年)7月28日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、堀口一史座 八段 対 西山朋佳 女流三冠戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年9月11日許諾済み)。

主催:朝日新聞社、日本将棋連盟

先手:堀口一史座 八段
後手:西山朋佳 女流三冠

西山女流は昨年に引き続いて女流枠での出場。
前回は川上先生に勝ち、長岡先生に敗れています。

戦型は三間飛車対急戦の昔からある定跡形ですが、1筋の突き合いが入っているのが少し珍しいです。

上図では▲5三歩が有力。
△5三同金なら
▲2四飛△3三角▲2三飛成が有効となります。

実戦は▲6八金上としたため、△4六歩から後手が攻める展開となりました。

上図では△3八角がひと目ですが、西山女流は△5五歩と手順を尽くしていきました。
以下、▲4五銀に△4七歩成が痛く、後手優勢に。

堅陣を残したまま押し切った西山女流の勝利となりました。

将棋盤

 0

タイトルとURLをコピーしました