【振り返り】カッパ杯(令和4年7月度)に参加してきました。

今回は7月23日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会に参加してきたので、振り返りをしたいと思います。

先月の振り返りがこちら

先に結果をお伝えしますと、4戦全勝で優勝。
内容としては反省点が多かったですが、久々の優勝は純粋にうれしかったです。

ここからは各局の布石を振り返ります。

初戦はH川二段との3子局。

黒6のコスミツケでは7を想定していただけに意外。

黒は途中で焦ってしまったのか、黒26と割り込んできました。
白35まで白の格好がよく、ペースをつかんで勝つことができました。

次戦はO川五段と。
私の黒番です。

黒17ではAと打つべきだったかもしれません。
白18からうまくペースつかまれてしまいました。

しかし、徐々に追い上げていき黒1目半勝ちとなりました。
終盤で盤面の石が崩れてしまい対戦相手の物言いとなるトラブルにみまわれましたが、白石を1つ増やすことで納得いただけたことで負けにならずに済みました。

3回戦はI(博)五段と。
先月の同大会で負かされた相手なだけに、リベンジに燃えていました。

白6や白8では先月は二間高バサミに打たれましたが、今回は穏やかに小ゲイマ受けで対応してきました。

白12や白18は意外でしたが、悪い気はしませんでした。
黒21から厚みを築きあげることができ終始手堅く勝ち切ることができました。

4回戦はK崎五段と。

黒5の大ゲイマジマリには白6と即座にツケるのが愛用の対策。
白16まで1つの型といえるでしょう。

黒21のカドは意外でしたが、白22とハイを防いで最善に応戦することができました。

白26は「2目の頭見ずハネよ」の格言に沿った手だったのですが、黒27とキリを打たれて少し危険でした。
代えて27とノビて打てば冷静でした。

実戦は白28でAと打ちましたが、味が悪かったのでBと打つべきでした。

ここから二転三転あり、最後は白番半目勝ち。
時間に追われて目算できていなかったので、勝てたのは運がよかったです。
次は実力で優勝できるよう精進します。

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