今回は、令和５年11月11日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
初戦はО野寺五段との対局。
私の黒番となりました。
白８で左下手抜きは衝撃を受けました。
黒９では気合いで12と打ちたかったですが、ひよってしまいました。
黒23では25とすべきでしたね。
白30ではＡと打たれていたら危なかったですね。
実戦は黒33で黒石が安定し、制勝することができました。
２戦目はО沼五段との対局。
私の白番になりました。
黒５の高中国流は久々に打たれました。
白18ではＡが優ったようです。
白26または28ではＢと分断を急ぐべきでした。
右辺黒はまだ眼がはっきりしない弱い石です。
白38では単に40でしたか。
黒39と受けてくれましたが、Cと切り返されていたら困っていました。
白48はひどい妥協。49として、やはりBを含みにするのが有効だったようです。
実戦は焦って50としましたが、打ち込むにしても59と深く入っていくべきでしたね。
実戦は打ち込んだ石が丸飲みされて大失敗。
ここまでの大敗は久々でした。
３戦目はＹ田初段との４子局。
白７まではいままで対局してきた時と同じ進行。
黒８の上ツケで下手から変化してきました。
白15ではＡが優りますかね。
実戦中は黒から15に割り込まれた際に白はもう一手入れなければならないのが不満でした。
黒18では19と模様を築かれるのが嫌でしたね。
本譜は黒石を取れなくとも弱い石を作って白のペースに。
以下も着実に置き石のリードを埋めていき、勝つことができました。
４戦目はＵ柿初段との４子局。
左下は少し違いますが、黒48まで四隅で同様の進行になりました。
白49に対して黒50の鉄柱はありがたい印象。
しかし、黒52は鋭い一手で、相手は初段ながらも油断ならないと感じました。
焦って白67と打ち込みましたが、黒72と飲み込まれて２戦目と同じ失敗をしてしまったのはひどかったですね。
しかし、強引に手を作って最後は４目勝ちとなりました。
本大会は３勝１敗で３位に終わりました。
囲碁の勉強量が足りていないので、もっと時間を作って優勝を狙っていきたいと思います。
