今回は、令和6年2月24日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の1局目の振り返りをしていきます。
黒番:Y田 初段
白番:つなよし
(4子局)
第1図
Y田初段とは今月2度目の対局。
その時も初戦で当たりました。
【振り返り】ノーマーク杯(令和6年2月度)に参加してきましたー1局目Y田初段
白17まではいつもの布石。
これまでの対戦ではこの後微妙に変化してくることが多かったのですが、今回は白47まで四隅で同形が生じる珍形となりました。
三間ビラキでがんばりましたが、普通は参考図のように二間と打たなければいけないと思いますが、置碁なのでこれくらいはやらないとなという感じでした。
第2図
白57から一間トビで広げていきましたが、代えて参考図白1コスミで打つのが本手でしたか。
次回はこう打ってみたいと思います。
本譜は黒が手堅く打ちすぎたため、形勢はいつの間にか白良しとなりました。
第3図
白79では参考図白1と中央に一手入れるほうが大きかったです。
黒80の打ち込みが恐れていた筋で、白81とがんばりましたが冷静に下辺受けるのが優ったようです。
黒86が逸機で、89ノゾキと打たれていたら白は困っていたかもしれません。
白91まで進めば黒は何もしていないのと同然で、白の大勝となりました。