【振り返り】カッパ杯(令和6年2月度)に参加してきましたー2局目F初段戦

今回は、令和6年2月24日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の2局目の振り返りをしていきます。

黒番:F川 初段
白番:つなよし
(4子局)

第1図

F初段は超早打ちの小学生。
今年に入ってからは初対局です。
黒10では11と置碁定石を打つ子供が多いので本譜の進行は意外でした。

白13に対して黒14ハサミできましたが、参考図のように冷静に受けられると白2と手を戻すくらい。
そうなるとカカリの方向は逆なのではと局後に見て下さった高段者のかたに指摘されました。

第2図

白15トビに対して黒16と逆側にとんだのは意外。
白19に2線からわたる狙いなのかなと思っていましたが、黒20から芋筋で囲ってきたのでこれといった構想はなく打っているのかなと感じました。

白33ツギは堅すぎでしたか。
ここは参考図白1のように黒の弱いところを突くのが有力でした。

第3図

黒34にツギは利かされとみて白35としましたが、そもそも受けずに左上黒に迫るのがありましたか。

白41はこんなもんと思いましたが、参考図白1カケから背中に力をつけて左上黒に襲い掛かるのもやりたかったですね。

第4図

白43と断点を防ぎましたが、黒44が好形のため悔しい交換です。

白47に黒48が危ない一手で、白51から分断。
ただ、左上黒は生き形のため白55では参考図白1としっかりつながっておくのが優りましたか。

実戦はこの後も激しい戦いになりましたが、なんとか勝つことができました。

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