【振り返り】カッパ杯(令和5年4月度)に参加してきました。

今回は、令和5年4月22日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。

2週連続で囲碁大会に参加するのはあまりないことで、今度は結果を残したいと燃えていました。

初戦はY田初段との4子局。

カカリからカケは前回Y田初段に用いた際に感触がよかったので連投しました。

案の定甘い打ち方をしてくれたので、四隅を確保。
評価値をみればまだまだ大変な形勢ですが、中央に地を作らせなければ実利がものをいうところでしたので上手としては気が楽な展開。

実戦もプラン通り打つことができ、作って20目勝ちとなりました。

2戦目はU柿初段との4子局。

黒20はヒラキがないところでしたので少しありがたい気がしていました。

お相手は両ガカリ定石に疎いようで、黒40では46やA、黒42ではBが優りました。

黒22・30の構えは下辺すべて地になれば相当大きいですが、白47から手になると踏んでいました。
白49では51、白51では54も有力でした。
本譜は危ない打ち方で、黒56で59とされていたら困っていたと思います。

白65ではCとキズを消すのが本手かもしれませんが、それでは置き石の差を埋められないと踏みました。
白73ではDと打つところかもしれません。

本譜は一手一手が悩ましく、結果は持碁に。
本大会のルール上、持碁は白勝ち扱いのため、薄氷の勝利となりました。

3戦目の相手はO川五段との対局。
先週も当たった相手ですが、手番は変わって白番となりました。

白28はO川五段とは何局も打っている進行。
黒29ツケに対しては、白30が味消しになってしまうため33ハネと打つべきだったようです。

しかし、黒49以下の攻めは錯覚だったようで、白62まで白がキレイに取れています。
これで優勢を意識し、作って19目半勝ちとなりました。

4戦目の相手はK崎五段との対局。
こちらも先週当たった相手ですね。
私の黒番になりました。

黒15は打っている時はこの一手と思っていましたが、Aを打つ手が優るようです。
黒21ではBと悩みまして、案の定Bのほうがいいようです。

白26以下は白の趣向で、正確に対応できるか不安でした。
しかし白36までの進行は黒がうまく立ち回っている感じがしました。

黒37ではCと打つのが上辺を牽制して本手のようです。
実戦は競り合いになりましたが、なんとか勝つことができました。


本大会は4戦全勝で3か月振りにカッパ杯優勝することができました。
またがんばります。

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