【振り返り】エクナ杯(令和4年9月上旬度)に参加してきました

初戦はF野七段との2子局。

カカリを2本利かして白7とミニ中国流に構えてきました。
対して黒8と小目にツケるのがやってみたい手でした。
白13まで穏やかな布石となり、これなら模様を制限して黒悪くないかなと思いました。

黒28でAと打ちましたが、筋が悪かったですね。
左辺はすでに固まっているので、代えてBとモタれる手が優りました。

本譜は激戦となりましたが、黒11目勝ちとなりました。

2戦目はY野七段との2子局。
先月1目負けと惜敗した相手です。
【振り返り】エクナ杯(令和4年8月下旬度)に参加してきました

黒8まで少し違いますが初戦と同じ布石。
前局と大きく異なるのは、白9~白11とアテで強く反発してきたことです。

黒12で実戦はAと打ちましたが、Bとすべきでしたね。
白にBとツガれるのを嫌ったのですが、序盤でポン抜きをくらっては面白くありませんでした。

その後はなんとかがんばりましたが、中盤でうっかりがあり中押し負けとなりました。

3戦目はK田五段との対局。
こちらも先月対局しており、白星をいただいています。
【振り返り】カッパ杯(令和4年8月度)に参加してきました。

私の黒番。
黒23までは前回とまったく同じ進行になりました。
白36は定石ハズレでしょうから、これなら黒打てるなと感じながら進めていました。

黒39で実戦は32とツギましたが、AIに聞いてみるとAをコウ材に使ってBと反発する手を推奨しますね。
私の棋力では怖くて打てませんね…

本譜は白Cと黒Aの交換となり、黒が打ちやすい碁形に。
相手のミスにも助けられ、危なげなく勝つことができました。

4戦目はO原五段との対局。

私の黒番。
白6が早くも趣向で、見たことはあるのですが打たれたのは初めてでした。

黒7で実戦はAと打ちましたが、露骨にBと分断する手も有力でした。
本譜は渋い展開になりましたが、盤十は堅い形勢で小ヨセに入る前に相手が投了されました。

最終戦はM川七段との2子局。

黒6までは石の向きが違うものの2局目のヤノ七段戦と同一局面。
本県の実力者らの愛用布石のようですね。

黒12で実戦はAと更にオシましたが、Bとオサえる手が優りました。
利かしになれば黒Cと強く戦えますし、白がAなどと反発してきたなら黒Dから形を決めるのが有力となります。

総合成績は4勝1敗。
格上には置き碁でもなかなか勝てないのですが、今回は七段格に2勝をあげることができて充実感をかんじられました。
またがんばります。

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