今回は、令和４年10月８日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
これまでの記事は参加記録はこちら
【振り返り】ノーマーク杯(令和４年７月度)に参加してきました。
【振り返り】ノーマーク杯(令和４年９月度)に参加してきました。
初戦はＵ柿初段と４子局。
上下でほぼ同じ布石を打たれて置き石の差がなかなか埋まりませんが、黒34は気が変わったようです。
ここから相手が徐々に乱れ始め、最後は１目勝ちと辛勝することができました。
２戦目はＫ池五段との対局。
私の白番。
キクチ五段恒例の魔法陣を敷かれました。
黒19ハネは初めて打たれましたね。
白20ではＡアテを利かすところだったかもしれません。
本譜は難解な碁に持ち込まれましたが、なんとか勝つことができました。
３戦目はＦ越五段との対局。
直近では連敗しており、リベンジを果たしたいところです。
私の白番。
白12まではおたがい通いなれた道。
しかし、黒13は初めて打たれましたね。
一間バサミに対して黒17、19のツケ二段で応じるのはフナコシ流。
白28、または30ではＡとノビるべきでしたね。
逆にＡとアテられていたら形がっ悪かったのですが、単にＢと応じてくれたため白が打てる形勢となって勝つことができました。
４戦目はＨ山(善)五段との対局。
私の白番。
白12はよくある手だと思うのですが、「初めて打たれたなぁ」とボヤいてたのは意外でした。
白16では17と打ったほうが若干評価値が高いようですね。
12の白石が少し働く展開にしたいということでしょうかね。
とはいえ、白20まで二段バネが気持ちよく入り、形勢としては悪くないです。
白22は技をかけにいった手ですが、リスクを伴う手でした。
黒23と取る前にＡを利かされていたらリードをふいにしていたと思います。
実戦は白28とポン抜きが入って白優勢に。
この後黒はＡキリから襲いかかってきましたが、手順前後の罪は大きく制勝することができました。
優勝がかかった最終戦はＩ(博)五段との対局。
私の黒番。
黒21または23では、ＡのコスミツケからＢのツケ二段をＡＩは有力視しているようですね。
ツケ一本で別のところに打つのはない感覚で、まだまだ勉強不足です。
本譜もこれからの碁でしたが、なんとか勝つことができました。
本大会で優勝したのは５か月振り。
またがんばります。
