第26回盛岡支部・支部まつりに参加してきました

今回は、令和5年5月3日に岩手囲碁センターで行われた第26回支部まつりの参加振り返りをしていきます。

本大会は日本棋院盛岡支部の通常総会と同日に毎年行われているもので、A~Dクラスに分かれて行われました。
私は主催者の采配により、Aクラスに入ることになりました。

初戦はT橋六段との対局。

白20は隣で対局していたかたから後に酷評を受けていましたが、AIの評価値としては悪くないようです。
黒21と手抜きで応じましたが、AやBと手を入れるのが少し優るみたいです。

白30~34も独特な感覚に感じました。
黒35ではCを利かしてサバキを狙うべき。
本譜は露骨に脱出にいきましたが、かろうじて黒の大石を逃げだすのが精いっぱいで筋の悪い手順でした。

この後激戦になりましたが、3目負けに屈しました。

2戦目はN里六段との対局。

黒21は攻めを急いでしまった手で、白22と反撃されて困ってしまいました。
黒は代えてAとヒラキを打ってじっくり構えるべきでした。

黒23~25も筋の悪い手順で、白28まで自分から裂かれ形を作ってしまいました。

この後白の強襲により黒の大石が取られてしまい、中押し負けとなりました。

3戦目はF澤六段との対局。

黒23は自分好みの打ち方ですが、42と弱い石を補強するのが本手でした。
AIはこの後もしばらくこの二間ビラキを推奨されています。

黒27は本手と思っていたのですが、こっちはAIの評価があまりよくないですね。
黒はA等の手段が残っているため凝りすぎということなのかもしれません。

黒43では「二目の頭見ずハネよ」の格言に沿ってBと打つべきでした。
本譜は競り合いとなりましたが、9目残してなんとか勝つことができました。

4戦目はY中七段との2子局。

白5の二間高バサミには黒22までが研究手順。

黒24や黒26では単に28も有力。
とにかくAから黒石を引きだす手をみせるのが急所のようです。

以降は大石の取り合いとなり、最後は時間切れ勝ちと薄氷の勝利でした。


本大会は2勝2敗で終了。
格上ばかりとの対局で、いい刺激になりました。
またがんばります。

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