【振り返り】一目会夏季セミナーに参加してきました。

今回は、令和5年7月16日に紫波グリーンホテルで行われた一目会夏季セミナーの参加振り返りをしていきます。

「一目会」とは、岩手県花巻市を拠点とした囲碁団体。
夏季セミナーといっても、普段とは違うところで対局する大会形式のものでした。
知人の紹介により、私も今回参戦することとなりました。

初戦はO野四段との2子局。

黒2は打たれることがたまにありますが、黒4トビは初めて打たれましたね。

黒10は定石ハズレで、白11からペースをつかむことができました。
白17ではAから露骨に模様を形成するのが有力なようです。

本局はこの後大石を仕留めて快勝しました。

2戦目はT橋四段との2子局。

白18は打っている時もイマイチだなと感じていました。
スソアキでもAと打つのが本手のようです。

実戦はこの後相手が小さいところにこだわったため、地合で40目以上優り大勝しました。

3戦目はM本六段との対局。
私の黒番となりました。

黒21ではAから定型通りに打つのが優ったようです。
打っている時は白12の石が働いてくる気がして嫌でした。

黒25は感触の悪かった手で、代えてBなどと打つべきでしたね。
しかし、相手も25の石につきあってくれたため、こちらがペースをつかんで勝つことができました。

4戦目はT村七段との定先。

白8はAIが台頭する前に打たれていた形で、あまり知識がありませんでした。
黒11は形の急所を外しており、代えて積極的に打つならハサミなどが有力でした。
しかし、白12と黒13の交換はありがたかったですね。

実戦は黒29、黒31と大きなところを連打できて有利を意識しましたが、大ヨセでポカが出て負けにしました。

最終戦はK谷氏との5子局。
以前一度ご指導いただいたことがあります。
【19路盤自戦記】岩手の強豪さんにご指南いただきました

黒22では23とハネるべきでした。
模様っぽいものを作って満足するべきではありませんでした。

黒30では31カケと悩みました。
本譜は簡単に三々に入られて収まられるのを嫌いました。

黒40は緩手で、お相手は白39の石を露骨に取りにくるのが嫌だったようです。

黒54では57と打ち、白の形を乱すのを優先するべきでした。

黒66と左辺を重視したところでは、中央に一手入れておきべきでした。
白67の処理が面倒で、実戦は難しい戦いに持ち込まれました。

それでも置き石の力でヨセまで優勢を維持していましたが、相手の勝負手をとがめられず負けてしまいました。


今回は3勝2敗という結果に終わりました。
内容としては全勝も夢ではないかと思いましたが、結果に結び付けられないようではまだまだですね。
またがんばります。

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