【振り返り】第15回ごきげん将棋大会

今回は、令和4年10月10日に紫波グリーンホテルにて行われた第15回ごきげん将棋大会の参加振り返りをしていきます。

本大会は一関ごきげん支部が毎年行っている大会で、いつもは一関市で開催されているのですが今年が15周年ということで岩手県の主要大会の会場となっているホテルにて行う運びになったそうです。

この大会は参加者全員に賞品がありますし、引率された保護者にも抽選で景品が贈られる大盤振る舞い。
まあ、プラの盤駒で行う大会が多い中で、対局に使われるすべての盤駒が天童市が作られた品とのことで県内一の質の高い将棋大会といえるでしょう。

参加者数は48名。
盤駒に限りがあるため、20名以上申し込みをお断りしたとのことでした。

初戦はスガワラ君との対局。
東北の大学に通う学生さんとのことでした。

私の先手番。
上図から△2四歩なら先手も容易ではありませんでしたが、本譜は△6二飛だったため▲2五桂からさばける将棋に。
結果も好転し、いいスタートを切ることができました。

2回戦はコバヤシ四段との対局。
何度か対局したことはあるのですが、これまで一度も勝てていない古豪です。

私の先手番。
上図ではすぐ▲4五歩と突くのが有力でした。
ちゃんと成立しているかよくわからず、見送ってしまいました。

とはいえ、これを逃して形勢を悪くしたわけでもなく、なんとか初勝利をあげることができました。

3回戦はミチマタ三段との対局。
話が前後してしまいますが、このかたが本大会の優勝者となりました。

私の先手番。
上図から▲4八角と打って次に▲7四歩を狙いましたが、△6五桂と跳ねられるのをうっかりしていて角がボケてしまいました。
代えてすぐに▲7四歩とし、△同飛なら▲8二角と指すべきでした。
以降は調子よく攻められてしまい完敗でした。

4回戦はヒシカワ君との対局。
仙台市から来た中学生でした。

私の後手番。
上図の△7四歩は自然に思っていましたが、軽率だったかもしれません。
▲5六歩~▲同銀右~▲6五銀が意表の仕掛けで、形勢としては難しいながらもバランスを保つのが難しい将棋に。
それから激戦になりましたが、わずかに届かず敗戦しました。

最終戦はリク君との対局。
山形県から来た小学生でした。

私の後手番。
△4一玉▲2七銀△3三桂▲2六銀
と進めましたが、端と桂頭攻めをからめられて既にまずいかもしれません。
代えて△5五歩~△4四角と角の可動域は確保していたほうが優りましたね。

本譜はその後のミスもあり、目もあてられないくらいボコボコにされました。
総合成績は2勝3敗。序盤に課題が多く残る大会となりました。
またがんばります。

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